2.今までの南アフリカ共和国の測地系

  Hartebeesthoek94座標系は1999年1月1日より、南アフリカの正式の測地系となった。 新測地系は「Hartebeesthoek電波天文台」のITRF91(1994.0元期)座標値を原点としていて、 WGS-84座標系により新測地系が構築された。

 以前の古い測地形は、Cape原点に立脚していて、これは19世紀の半ばにThomas Maclear卿によって、 基線測量とその拡張、三角測量、天文測量などに構築されたものである。 150年間に測地網は拡張され、また分割もされた。現在、29000点の三角点があり、 また120の町や市に計24000点の4等点がある。これは1998年末まで使われてきた。